ルドルフの競馬予想と馬名鑑

競馬好きが増えてほしい、UMAJOが増えてほしい、若いカップルのデートに競馬場を選んでほしいとの思いから、競馬好き歴20年の私こと"しょんぼりルドルフ"が、20年で培った知識で毎週WIN5対象レースを独自に予想し、その対象のレースから1レースをピックアップし、記憶に残る名馬を紹介します。

ルドルフのWIN5対象レース予想(10/7分)

■10/7 WIN5対象レースの予想

こんにちは、ルドルフです。

お久しぶりです。先週は、急きょWIN5が中止となってしまいましたので、私の予想もお休みさせていただきました。

改めて、今週からWIN5対象5レース分の予想をさせて頂きたいと思います。

今週もなんと、10/8(祝日)にも競馬が開催されるため、WIN5も2日間開催されます。

まず、本日は明日(10/7分)の予想をお届けいたします。

明日(10/7)のWIN5対象レースは、"鷹巣山特別"、"清滝特別"、"テレビ静岡賞"、"オパールS"、"毎日王冠〔GⅡ〕"の5レースです。

①東京10R 鷹巣山特別

 芝1600m 3歳以上1000万円以下(混合)

◎5枠5番 レッドヴェイロン

○6枠6番 モアナ

解説:レッドヴェイロンは、GⅠでも3着に入っており、前走は自己条件に落として確実に勝ってきた。1階級上がったここでも勝ち負けは必至。モアナは、デビューから安定して上位に食い込んでいる。このクラスでも1度は勝っているし、何度も上位に来ている。前走は除外で体調面がどうかだが、強い馬が皆追い込みタイプなので先行押し切りも十分あり得る。

②京都10R 清滝特別

 芝1800m 3歳以上1000万円以下(混合)

◎5枠5番 ジークカイザー

○7枠7番 キボウノダイチ

解説:ジークカイザーは、近走はあまり結果が出ていないが、最後の脚はこのメンバーの中では上位。道中じっと我慢して脚を溜められるかが勝敗のカギとなるだろうが、今回は逃げ馬が多いので、レースも速く流れてこの馬には有利になると思う。キボウノダイチは、重賞でも上位に来ている実績がある。今回は、同じような逃げタイプが多いが、3歳馬で斤量の軽いこの馬は有利なのではないか。

③東京10R テレビ静岡

 ダート1400m 3歳以上1600万円以下(混合)

◎4枠7番 アンティノウス

○4枠8番 スピーディクール

▲1枠2番 レイダー

解説:アンティノウスは、重賞では歯が立たなかったものの、自己条件では安定した成績。今回は昇級戦になるが、良血馬だし上位にくる力はあると思う。スピーディクールは、このクラスで安定した成績を収めている。そろそろ勝って重賞戦に進みたいところ。レイダーは、近走の成績が抜群に良い。場所も距離も違うレースで快勝連勝しており、能力は相当。

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④京都11R オパールステークス

 芝1200m 3歳以上オープン

◎1枠1番 セカンドテーブル

○4枠7番 ゴールドクイーン

解説:セカンドテーブルは、重賞でも上位に来る力がある馬。最内枠を引けたのもラッキー。うまく先行することができれば...。ゴールドクイーンは、このクラスでも上位に来ている。同世代のラブカンプーがスプリンターズS〔GⅠ〕で2着に来ているいるし、この世代のスプリントタイプの牝馬は強いのではなか。斤量51.0kgも魅力。

⑤東京11R 毎日王冠〔GⅡ〕

 芝1800m 3歳以上オープン

◎4枠4番 サトノアーサー

○6枠9番 アエロリット

解説:サトノアーサーは、デビュー当時から期待されていた馬。前走同じコースのエプソムC〔GⅡ〕を勝つなど、充実期を迎えた感じ。ここも勝ち負け必至だろう。アエロリットは、牝馬だが一線級の牡馬たちと対等に渡り合ってきた馬。このメンバーの中では、実績トップだろう。気分よく走ることができれば、勝ち負けは必至。

 

■ルドルフのワンコイン予想

このコーナーでは、ルドルフがワンコイン(500円)分馬券を購入して馬券的中を目指します。

買い方としては、せっかくWIN5対象レースを全部予想しているので、100円はWIN5を1口購入します。残りの400円は、上記5レースの中からルドルフが一番自信のあるレースの馬券を購入します。

今回の買い目は...

 WIN5⇒ ⑤-⑤-⑦-①-④

 イチオシ⇒ 京都10R ワイド ⑤-⑦

です。当たりますように...。

 

■ルドルフの馬名鑑♯6~最強の逃げ馬 サイレンススズカ

このコーナーでは、先ほど予想したレースから1つを選び、そのレースでルドルフが思い出に残っている1頭をご紹介します。

今回は、毎日王冠〔GⅡ〕から1998年の勝ち馬サイレンススズカを紹介します。

サイレンススズカ 1994年5月1日生まれ 牡 栗毛

戦績:16戦9勝[9-1-0-6]

主な重賞勝ち鞍:中山記念〔GⅡ〕(1998)、小倉大賞典〔GⅢ〕(1998)、金鯱賞〔GⅡ〕(1998)、宝塚記念〔GⅠ〕(1998)、毎日王冠〔GⅡ〕(1998)

サイレンススズカは、1997年から1998年に活躍した馬です。

サイレンススズカは、デビュー前から調教で古馬に先着するなどのパフォーマンスをみせ、期待される馬でした。

デビューは2月と遅くなりましたが、デビュー戦を勝つとそこから5月までに3勝し、日本ダービー〔GⅠ〕への切符を手にしました。しかし、ダービーでは力及ばず9着。その後、夏は休養し秋、神戸新聞杯〔GⅡ〕2着からGⅠ戦線に臨みましたが、振るいませんでした。年末には、鞍上に武豊を迎え香港の重賞レースに挑み5着。連戦の疲れもあり、この年は不甲斐ない結果で終わりました。

年が明けて1998年。サイレンススズカは覚醒します。名手武豊を主戦に確保すると、重賞戦を3連勝。しかも圧勝。その勢いのまま、宝塚記念〔GⅠ〕も優勝します。

そして、秋のGⅠを見据えての初戦、第49回毎日王冠〔GⅡ〕。

このレースには、当時最強と言われた95年生世代のエルコンドルパサーグラスワンダーも出走しました。

スタートからハナに立ち、いつも通りの逃げの展開。後続を5馬身離して、1000m通過が58秒を切るハイペースでの逃げ。4コーナーで一気に後続が差を縮めて直線へ。

グラスワンダーがとエルコンドルパサーがラストスパートを掛け追い上げるも、残り300m付近からサイレンススズカがさらに加速。最後は、2着エルコンドルパサーに2馬身半差をつけて快勝。古馬の貫録を見せつけた。

その後、目標にしていた天皇賞(秋)〔GⅠ〕へ挑むが、そこで悲劇が待っていました。

いつも通り快調に飛ばすサイレンススズカ。そのまま快勝かと思われたが、4コーナー手前、グキッと一瞬躓いたような恰好になってから競争を中止。レース後の診察で左前脚の骨折が判明。予後不良と診断され安楽死処分がとられました。

類稀な能力ゆえに体が壊れ、短い生涯を終えてしまったサイレンススズカですが、その軽快な逃げは多くの人を魅了しました。

~今回の毎日王冠でも、観客を驚かせるような圧勝劇を見せてくれる、スターホースが現れるか楽しみです~

 

以上、ルドルフでした。

お読みいただき、ありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。