ルドルフの競馬予想と馬名鑑

競馬好きが増えてほしい、UMAJOが増えてほしい、若いカップルのデートに競馬場を選んでほしいとの思いから、競馬好き歴20年の私こと"しょんぼりルドルフ"が、20年で培った知識で毎週WIN5対象レースを独自に予想し、その対象のレースから1レースをピックアップし、記憶に残る名馬を紹介します。

ルドルフのWIN5対象レース予想(3/31分)

■3/31 WIN5対象5レースの予想

こんにちは、ルドルフです。

昨晩のドバイターフのアーモンドアイはすごかったですね。めちゃめちゃ興奮しました。

私もその勢いを借りてそろそろ当てたいところです。ていうか、そろそろ当てないとマズいですね...ホント...。

てなわけで、今回は本日(3/31)のWIN5の予想を書きたいと思います。

本日のWIN5対象レースは、"明石特別"、"伏竜S"、"御堂筋S"、"船橋S"、"大阪杯"の5レースです。

阪神9R 明石特別

 芝2000m 4歳以上1000万円以下(混合)

◎8枠10番 モザイク

○1枠1番 アイスストーム

▲8枠11番 エーティーラッセン

解説:モザイクは、前走このクラスで差のない2着。2000mの持ち時計も今回のメンバーの中ではトップクラスだし、力を出し切れば押し切れる。アイスストームは、強い4歳世代。ここ2戦勝ち馬に差をつけられて負けているが、持ち時計的にはここでも上位争いしてもいい。先行押し切りが得意なので、最内枠というのも好都合。上位争いできる。エーティーラッセンは昨年秋に1年ぶりにターフに戻ってきたが、レースでは崩れることなく、3戦目には2着にも来た。逃げれば強いので、ハナを切れれば粘りこみもある。鞍上が四位に戻ることも好条件。

②中山10R 伏竜ステークス

 ダート1800m 3歳オープン

◎8枠8番 デアフルーグ

○3枠3番 ノーヴァレンダ

解説:デアフルーグはデビューから2連勝で、しかも2戦とも圧勝。さらに、2戦とも中山の1800mダート。負ける要素が見当たらない。勝ち負け必至。ノーヴァレンダは、3連勝で重賞勝ち馬。こちらも実力はトップクラス。勝ち負け必至。

阪神10R 御堂筋ステークス

 芝2400m 4歳以上1600万円以下(混合)

◎3枠3番 アフリカンゴールド

○4枠4番 シルヴァンシャー

解説:アフリカンゴールドは、前走、前々走は重賞で大敗したが、今回は自己条件に戻るので、いい勝負ができる。強い3歳世代だし、勝ち負けできる。シルヴァンシャーも強い4歳世代。昇級初戦となるが、500万、1000万と連勝しており、今回も上位争い必至。

④中山11R 船橋ステークス

 芝1200m 4歳以上1600万円以下(混合)

3枠3番 フレッチア(取消)

◎5枠8番 ダイトウキョウ

○3枠4番 ライトオンキュー

解説:フレッチアは強い4歳世代で、このクラスでも善戦している。1400m戦も1600m戦も好タイムをたたき出しているので、ここも上位争い必至。ダイトウキョウは、このクラスで3戦連続善戦している。中山は得意コースだし、今回も上位争い必至。ライトオンキューは昇級初戦の前走で、勝ち馬と差のない5着と健闘。1400m戦の持ち時計もこのメンバーの中ではトップクラス。初の1200m戦となるが、上位に来る力はある。

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阪神11R 大阪杯〔GⅠ〕

 芝2000m 4歳以上オープン

◎4枠6番 キセキ

○5枠7番 ブラストワンピース

▲7枠12番 ステルヴィオ

解説:キセキは、昨年はGⅠレースで常に上位に来ていた実力馬。逃げれば相当強いので、ほとんどの馬が久々のレースとなる今回は逃げ粘りがありそう。上位争い必至。ブラストワンピースは、強い4歳世代の大将格。去年の有馬記念以来久々となるが、有馬記念の上位馬が皆ドバイを選択したので、今回は中・長距離馬では実力トップ。マイラーが多数エントリーしてきた中で、この距離を得意とするこの馬は勝ち負け必至。ステルヴィオは、去年のマイルCS勝ち馬。こちらも強い4歳世代で、実力は上位。今年に入って、すでに1戦していて体は仕上がっている。このレースに照準を合わせてきたので、こちらも上位争い必至。

■ルドルフのワンコイン予想

このコーナーでは、ルドルフがワンコイン(500円)分馬券を購入して馬券的中を目指します。

買い方としては、せっかくWIN5対象レースを全部予想しているので、100円はWIN5を1口購入します。残りの400円は、上記5レースの中からルドルフが一番自信のあるレースの馬券を購入します。

今回の買い目は...

 WIN5⇒ ⑩-⑧-③-③-⑥

 イチオシ⇒ 阪神10R ワイド ③-④

■ルドルフの馬名鑑#32~再びみんなの希望となり得るために~

このコーナーでは、先ほど予想したレースから1つを選び、そのレースでルドルフが思い出に残っている1頭をご紹介します。

今回は、大阪杯〔GⅠ〕から2014年(当時の大阪杯はGⅡ)の勝ち馬キズナを紹介します。

 2000年3月5日生まれ 牡 青鹿毛

ディープインパクト 母キャットクイル 母父Storm Cat

戦績:14戦7勝[7-1-2-4]

主な重賞勝ち鞍:毎日杯〔GⅢ〕(2013)、京都新聞杯〔GⅡ〕(2013)、日本ダービー〔GⅠ〕(2013)、ニエル賞〔仏GⅡ〕(2013)、大阪杯〔GⅡ〕(2014)

キズナは、2012~2015年に活躍した馬です。

キズナは、半姉に1998年の桜花賞秋華賞、2000年のエリザベス女王杯を勝ったファレノプシスが、従兄に1993年の菊花賞、1994年の天皇賞(春)宝塚記念を勝ったビワハヤヒデと、1993年の朝日杯3歳S、1994年のクラシック3冠と有馬記念を勝ったナリタブライアンがいる超良血です。

2011年3月に日本に甚大な被害をもたらした東日本大震災。そのとき、日本中を一つに繋げた言葉"絆"。

「その素晴らしい言葉を自分の愛馬にもつけたい。その馬が大活躍して、再び被災者をはじめ日本中を勇気づけたい。」とのオーナーの意向から、その名に恥じない"血統背景"、"醸し出すオーラ"、"走りのしなやかさ"の備わったこの馬が選ばれ、"キズナ"と命名されました。

2012年10月にデビュー。そのデビュー戦と続く黄菊賞を快勝し、オーナーの見かけどおりの強さを見せます。

しかし、不運が襲い掛かります。主戦騎手の佐藤哲三騎手が他の馬で落馬し、全治不明の大けがを負ってしまい、キズナに乗れなくなってしまいます。

乗り替わったのは、当時絶不調の武豊騎手。

武豊騎手に乗り替わり、3戦目"ラジオNIKKEI杯2歳S〔GⅢ〕"に挑みますが、噛み合わず3着、続く4戦目"弥生賞〔GⅡ〕"も5着と敗れます。

しかし、乗り替わり3戦目。やっと武豊騎手と噛み合ったキズナ。"毎日杯〔GⅢ〕"で見事な完勝劇を見せ、ここからキズナの快進撃が始まります。

当初のローテーションが崩れ、予定外の"毎日杯"に出ることになってしまったキズナは、クラシック初戦の"皐月賞"はパスし、"京都新聞杯〔GⅡ〕"に臨みます。

その"京都新聞杯〔GⅡ〕"も完勝し、いよいよ"日本ダービー"。

1番人気に支持されたキズナは、関係者やファンの思いに乗って見事優勝します。

"キズナがみんなに勇気を与えた瞬間"でした。

その後、キズナは"凱旋門賞〔仏GⅠ〕"挑戦を表明し、その前哨戦に"ニエル賞〔仏GⅡ〕"を選びます。

"ニエル賞〔仏GⅡ〕"では、英ダービー馬のルーラーオブザワールドを破って優勝し、またも多くの人に勇気を与えました。

"凱旋門賞〔仏GⅠ〕"では、善戦しましたが4着と敗れ、その年は休養します。

年明けて3月、キズナはその年の始動戦に"大阪杯〔GⅡ〕"を選びます。

ここでは、海外遠征帰りで調整の難しいキズナよりも、前の年の秋に"菊花賞〔GⅠ〕"を獲ったライバル、エピファネイアの方が1番人気に支持されます。

8頭立ての7番枠からのスタート。揃ったスタートから、キズナは最後方に下げてじっくりとレースを進めます。

エピファネイアキズナより3、4馬身前の後方から3頭目の位置。

平均ペース、縦長の展開でレースは進んでいきます。

4コーナーで手綱を追われたキズナ。一気に加速し、前を追います。

最後の直線、エピファネイアもスパートを掛けて前を追いますが、そのエピファネイアもあっさりと交わしたキズナは、前馬をごぼう抜きして完勝。

またも強い"キズナ"を見せて、勇気と感動を与えてくれました。

その後のキズナは、"天皇賞(春)〔GⅠ〕"で骨折、長期休養後、復帰しますが骨折の回復が思わしくなく、さらに"屈腱炎"という病気も発症し引退します。

現役時代、日本中の競馬ファンに勇気と感動を与えてくれたキズナ。そのキズナの子供たちが今年の夏にデビューします。

キズナ2世たちの活躍が今から楽しみです。

~今年は、群雄割拠の様相。どんな英雄が現れるか楽しみです~

 

以上、ルドルフでした。

お読みいただき、ありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。