ルドルフのWIN5対象レース予想(5/26分)
■5/26 WIN5対象5レースの予想
こんばんは、ルドルフです。
先週はオークスでしたが、またまた予想をサボってしまいました。すみません...(;_;)
今回は、日本ダービー(東京優駿)なので、頑張って書こうと思います。
では、さっそく今週の予想に行きたいと思います。
本日(5/26)のWIN5対象レースは、"薫風S"、"御池特別"、"むらさき賞"、"安土城S"、"日本ダービー"の5レースです。
①東京9R 薫風ステークス
ダート1600m 4歳以上1600万円以下(混合)
◎6枠10番 レピアーウィット
○8枠15番 スウィングビート
▲3枠5番 クレマンダルサス
解説:レピアーウィットは強い4歳馬であり、兄にGⅠ馬アジアエクスプレスがいる良血馬。しばらく不甲斐ないレースが続いていたが、前走は圧巻のレース。2着以下を10馬身以上突き放す独走劇で、やっと良血馬の本領を発揮した。その勢いのまま今回も連勝の可能性大。スウィングビートも強い4歳世代。前走、前々走とこのクラスで善戦している。鞍上もM.デムーロと心強く、上位争い必至。クレマンダルサスは、このクラスで常に好走していて、このメンバーでは実力上位。しかも、東京コースを連続で使っていて、東京コースに自信があるように思える。最後は必ずいい脚を使うので、直線で前が開けば一気に突き抜けるかも。
②京都9R 御池特別
芝1200m 4歳以上1000万円以下(混合)
◎5枠9番 メジェールスー
○6枠12番 タイセイアベニール
解説:メジェールスーは、強い4歳世代。1200m戦も1400m戦も走破時計が優秀。前々走、前走と好走していて勢いもあるので、今回も上位争いできる。タイセイアベニールも強い4歳世代。前々走、前走とこのクラスで連続で2着している実力馬。3歳の時には重賞にも出走していたし、途中ダートへ転向し、そこで力をつけた感じがある。今回も勝ち負け必至。
③東京10R むらさき賞
芝1800m 4歳以上1600万円以下(混合)
◎2枠2番 フランツ
○6枠6番 レッドイグニス
▲5枠5番 ワイプティアーズ
解説:フランツは強い4歳世代。前々走は長期休養明けだったにもかかわらず快勝。前走もこのクラスで惜しい2着。今回も勝ち負け必至。レッドイグニスもこのクラスで好走している。持ち時計も優秀な上、鞍上が天才・武豊なのも心強い。ワイプティアーズも強い4歳世代。前走はこのクラスで6着だったが、着差はあまりなく完敗ではない。今回は鞍上が藤田菜七子騎手に代わり、斤量が3kg減ることも魅力。上位争いできる。
④京都10R 安土城ステークス
芝1400m 4歳以上オープン
◎1枠1番 トゥザクラウン
○8枠13番 ラヴィングアンサー
解説:トゥザクラウンは、母トゥザヴィクトリーがGⅠ馬で、兄2頭も重賞勝ち馬の良血馬。今年に入り、能力が開花した感じ思える。前走は重賞で4着だったが、ここでは実力上位。勝ち負け必至。ラヴィングアンサーは、前々走、前走と連勝していて勢いに乗っている。最後に切れのある脚があるので、大外一気で上位争い必至。
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⑤東京11R 東京優駿 日本ダービー〔GⅠ〕
芝2400m 3歳オープン
◎3枠6番 サートゥルナーリア
○4枠7番 ダノンキングリー
解説:サートゥルナーリアは、母シーザリオと半兄エピファネイア、リオンディーズがGⅠ馬という超良血。ここまで4戦4勝。前走よりも状態は良く、勝ち負け必至。ダノンキングリーもここまで4戦3勝で3着1回。東京コースでは物凄い瞬発力を発揮するディープインパクト産駒なので、サートゥルナーリアを脅かすとしたらこの馬か。
■ルドルフのワンコイン予想
このコーナーでは、ルドルフがワンコイン(500円)分馬券を購入して馬券的中を目指します。
買い方としては、せっかくWIN5対象レースを全部予想しているので、100円はWIN5を1口購入します。残りの400円は、上記5レースの中からルドルフが一番自信のあるレースの馬券を購入します。
今回の買い目は...
WIN5⇒ ⑩-⑨-②-①-⑥
イチオシ⇒ 京都10R 馬単 ①-⑬
■ルドルフの馬名鑑#37~勇気と感動を与えてくれた英雄~
このコーナーでは、先ほど予想したレースから1つを選び、そのレースでルドルフが思い出に残っている1頭をご紹介します。
今回は、日本ダービー〔GⅠ〕から2013年の勝ち馬キズナを紹介します。
父ディープインパクト 母キャットクイル 母父Storm Cat
戦績:14戦7勝[7-1-2-4]
主な重賞勝ち鞍:毎日杯〔GⅢ〕(2013)、京都新聞杯〔GⅡ〕(2013)、日本ダービー〔GⅠ〕(2013)、ニエル賞〔仏GⅡ〕(2013)、大阪杯〔GⅡ〕(2014)
キズナは、2012~2015に活躍した馬です。
キズナは母に1998年の桜花賞と秋華賞、2000年のエリザベス女王杯を勝ったファレノプシス、従兄に1993年の菊花賞、1994年の天皇賞(春)と宝塚記念を勝ったビワハヤヒデと1993年の朝日杯3歳S(現・朝日杯FS)、1994年のクラシック3冠と有馬記念を勝ったナリタブライアンがいる超良血馬で、デビュー前から期待されていました。
キズナが生まれた翌年、日本は"東日本大震災"という大災害に見舞われ甚大な被害を受けました。その時に、日本人を象徴し、勇気づけた言葉が"絆"でした。
その言葉に感銘を受けた馬主の前田晋二氏が、「自分も、人々に勇気と感動を与えられる馬を育てたい。その馬に"キズナ"という名前を付けたい。」と思ったそうです。
そして、選ばれたのが"キャットクイルの2010牡馬"でした。
前田氏に初めてのGⅠタイトルをもたらしたファレノプシスの弟であり、従兄にも名馬がいる素晴らしい血統背景、漆黒の雄大な馬体、醸し出すオーラ...と、幼い時期から王者の風格を秘めていたそうです。
キズナは、2012年の10月に佐藤哲三騎手を背にデビューし、見事に快勝しました。
続く第2戦は"黄菊賞〔500万下〕"。ここでも、余裕の勝ちっぷりで連勝を果たします。
しかし、順調に歩みだしたキズナにアクシデントが襲います。
主戦を務めていた佐藤哲三騎手が他のレースで落馬し、全治不明の大けがを負ってしまいます。
そこで、陣営は代役に武豊を指名します。"代役に武豊!?なら、いいじゃん!"と思うかもしれませんが、当時の武豊騎手は絶不調の最中でした。
騎手が代わって初戦は、"ラジオNIKKEI杯〔GⅢ〕"でした。ここでは、同世代の最大のライバルであるエピファネイアに敗れ、3着でした。
年が明けて初戦、キズナは皐月賞のトライアルレース"弥生賞〔GⅡ〕"に挑みます。しかし、ここも武豊騎手と噛み合わずに5着と敗れ、クラシック出走が危うくなってしまいます。
陣営は、仕方なく予定していなかった"毎日杯〔GⅢ〕"に出走することを決めます。
その毎日杯、それまでのレースでキズナの能力を理解した武豊騎手は、最後方でレースを進め、最後の直線で見事直線一気の圧勝劇を披露しました。
これで、皐月賞への出走権を手にしましたが、陣営は"目標はあくまでもダービー。ダービーに最高の状態で持って行くために無理はしたくない。"と、皐月賞をパスします。
陣営が次走に選んだのが、"京都新聞杯〔GⅡ〕"でした。
ここでも、キズナは後方待機から直線一気の競馬で、快勝し、いよいよ目標の"日本ダービー〔GⅠ〕"に挑みます。
皐月賞組ではないにも関わらず、ファンはキズナを1番人気に支持します。
発走枠は1枠1番。
綺麗に揃ったスタートから、キズナは大胆に下げて、後方から3、4番手でレースを進めます。
レースは、サムソンズプライドとアポロソニックが引っ張り、皐月賞馬ロゴタイプは前から4、5番手、エピファネイアは中団に位置します。
レースは平均ペースで流れて最後の直線、キズナはまだ後方から3、4番手辺り。
ラストスパートを掛けたところで、前を走っていたテイエムイナズマが外に拠れて進路が塞がりそうになるも、奇跡的に進路が開き猛追します。
前は5、6頭が横に広がり大激戦。そこに、残り100m付近で外から差してきたエピファネイア先頭に立とうとしたところ、さらに外からキズナが差し切って優勝。
会場は歓喜で湧き上がり、会場で観戦していた私も感動で体に鳥肌が立ちました。
その後、キズナは世界に挑戦します。海外初戦のニエル賞〔仏GⅡ〕では、競馬の本場イギリスのダービー馬のルーラーオブザワールドに勝ち、世界を驚かせますが、本番の凱旋門賞〔仏GⅠ〕では、4着に敗れます。
その後は、けがに泣き2015年の夏に引退しました。
現在は種牡馬となり、その初年度産駒が今年デビューします。
その子供たちの活躍に大いに期待しています。
~今年のダービーでは、新たな英雄が誕生するでしょうか。楽しみです。~
以上、ルドルフでした。
お読みいただき、ありがとうございます。
次回もよろしくお願いします。