ルドルフの競馬予想と馬名鑑

競馬好きが増えてほしい、UMAJOが増えてほしい、若いカップルのデートに競馬場を選んでほしいとの思いから、競馬好き歴20年の私こと"しょんぼりルドルフ"が、20年で培った知識で毎週WIN5対象レースを独自に予想し、その対象のレースから1レースをピックアップし、記憶に残る名馬を紹介します。

ルドルフのWIN5対象レース予想(12/23分)

■12/23 WIN5対象5レースの予想

こんにちは、ルドルフです。

多くの人はクリスマスイヴまで3連休だと思いますが、如何お過ごしでしょうか。

私は、独り寂しくスポーツ観戦(テレビ)の日々を送っています。

今年の予想レースも、残すところあと2回となりました。そろそろ当てて、気分よく年越ししたいところです。頑張ります。

本日(12/23)のWIN5対象レースは、"グッドラック"、"千両賞"、"フェアウェル"、"Cキャロル賞"、"有馬記念"の5レースです。

①中山9R グッドラックハンデキャップ

 芝2500m 3歳以上1000万円以下(混合)

◎7枠14番 トラストケンシン

○8枠15番 ヴァントシルム

▲4枠8番 マスターコード

解説:トラストケンシンは2走前には重賞を走っていて悪くない競馬をしていたし、前走は自己条件に戻して3着に来ている。レベルの高い3歳世代なので、ここでも十分好走できる。ヴァントシルムは近5走の成績が安定している。500万下クラスで足踏みが続いたが、昇級初戦の前走も好走しているし、勢いのまま勝ち上がる可能性も。マスターコードは、このクラスで3戦続けて好走している。休み明け2戦目で、体制は整っていると思うので勝ち負けある。

阪神9R 千両賞

 芝1600m 2歳500万円以下(混合)

◎1枠1番 トスアップ

○6枠8番 ウルクラフト

解説:デビュー戦は圧勝、2戦目の前走も重賞で好走とこの中では実力は上位で勝ち負け必至。ウルクラフトはキャリア1戦だが、そのデビュー戦は快勝。全兄のウムブルフもこのクラスは楽に勝ち上がっていたので、ウルクラフトもあっさり勝ち上がる可能性は十分ある。ただ、体が小さいところが難点。成長してくれていれば良いが...。

③2018フェアウェルステークス

 ダート1200m 3歳以上1600万円以下(混合)

◎8枠15番 タガノヴィッター

○1枠1番 スビールアスール

▲6枠12番 ビックリシタナモウ

解説:タガノヴィッターは、このクラスで差のない惜しいレースが続いている。最後は絶対にいい脚を使っているので、進路を間違わなければ突き抜けるかも...。スビールアスールは、近3走が2着、1着、1着と勢いがあるし、持ち時計も優秀。最内枠なのも逃げタイプのこの馬にとっては有利。ビックリシタナモウは、このクラスで2回好走していて実力上位。追い込みタイプではあるが、中山でも好走実績があるので、好走必至。

阪神10R クリスマスキャロル賞

 芝1600m 3歳以上1000万円以下(混合)

◎2枠2番 エアアルマス

○8枠12番 ブルベアトリュフ

解説:エアアルマスは、デビュー3戦目の重賞レース以外はすべて3着以内と成績は安定している。しかも、前走では今回と同じクラスのレースでクビ差の2着。ここはあっさり勝つ可能性も。ブルベアトリュフは、前走同じ条件のレースで2着と好走。1600m戦の持ち時計も、今回のメンバーの中ではトップ。上位にくる可能性は十分ある。

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⑤中山10R 有馬記念〔GⅠ〕

 芝2500m 3歳以上オープン

◎6枠12番 レイデオロ

○7枠14番 キセキ

▲4枠8番 ブラストワンピース

解説:レイデオロは、去年のダービー馬で前走の天皇賞(秋)も完勝だった。現役最強馬は、この馬かアーモンドアイだと私わ思っているので、ここでは負けられない。キセキは前々走、前走とGⅠで3着、2着と惜しいレースが続いている。"逃げ"という新たな戦法で視界が開けたキセキにとって、直線の短い中山コースは味方してくれるのでは...。ブラストワンピースは、強い3歳世代の中でも実績上位の馬。クラシックでは振るわなかったものの、初の古馬との戦いとなった前々走では快勝している。大型馬なので、中山の小回りのコースに対応できるか不安な面もあるが、実力でカバーしてくれるだろう。

■ルドルフのワンコイン予想

このコーナーでは、ルドルフがワンコイン(500円)分馬券を購入して馬券的中を目指します。

買い方としては、せっかくWIN5対象レースを全部予想しているので、100円はWIN5を1口購入します。残りの400円は、上記5レースの中からルドルフが一番自信のあるレースの馬券を購入します。

今回の買い目は...

 WIN5⇒ ⑭-①-⑮-②-⑫

 イチオシ⇒ 中山9R ワイド ⑧-⑮

です。当たれー!

■ルドルフの馬名鑑♯17~90年代の最後を飾った最強の2頭~

このコーナーでは、先ほど予想したレースから1つを選び、そのレースでルドルフが思い出に残っている1頭をご紹介します。

今回も、視点を変えて記憶に残る名勝負を紹介します。プロフィールは勝馬のものを載せます。

今回は、1999年の"有馬記念〔GⅠ〕"からグラスワンダースペシャルウィークの名勝負を紹介します。

グラスワンダー 1995年2月18日生まれ 牡 栗

Silver Hawk 母Ameriflora 母父Danzig

戦績:15戦9勝[9-1-0-5]

主な重賞勝ち鞍:京成杯3歳S〔GⅢ〕(1997)、朝日杯3歳S(現・朝日杯FS)〔GⅠ〕(1997)、有馬記念〔GⅠ〕(1998)、京王杯SC〔GⅡ〕(1999)、宝塚記念〔GⅠ〕(1999)、毎日王冠〔GⅡ〕(1999)、有馬記念〔GⅠ〕(1999)

グラスワンダーは、1997年から2000年に活躍した馬です。

グラスワンダーは、同期にスペシャルウィークエルコンドルパサーセイウンスカイ等がいる最強世代の有力馬の1頭で、デビューから4連勝でGⅠ"朝日杯3歳S"を勝ちました。しかし、外国産馬でクラシックレースには出られないことや怪我が多かったこともあり、4歳(今の数え方で3歳)の時には、暮れの有馬記念以外はあまり活躍できませんでした。

年明けて5歳(今の数え方で4歳)のとき、初戦の京王杯SC〔GⅡ〕を勝ち、安田記念〔GⅠ〕は惜しくも2着でしたが宝塚記念〔GⅠ〕を優勝、秋は毎日王冠〔GⅠ〕優勝と4戦3勝で暮れの大一番"有馬記念"へと向かいます。

一方スペシャルウィークは、こちらもデビュー前から期待されていた馬で、4戦3勝(重賞2勝)でクラシックに挑み、皐月賞は3着でしたが、日本ダービーを優勝し世代の頂点に立ちます。秋は、菊花賞2着、ジャパンC3着でその年を終え、年明けて5歳(今の数え方で4歳)、アメリカJCC〔GⅡ〕、阪神大賞典〔GⅡ〕、天皇賞(春)〔GⅠ〕と3連勝しますが、次の宝塚記念〔GⅠ〕でグラスワンダーにかなわず2着でした。休養を挟んで秋初戦の京都大賞典〔GⅡ〕では、まさかの7着と大敗。世間は、"スペシャルウィークの力は衰え始めてしまったのか"と不安視しましたが、次の天皇賞(秋)を優勝、続くジャパンCも優勝し、秋古馬3冠を目指し有馬記念に挑みます。

そして、今回紹介する1999年の有馬記念

スタートは、全頭ほぼ揃ったスタートで各々のポジション取り。グラスワンダーは後ろから3頭目スペシャルウィークは最後方にポジションを取りました。

春のグランプリ"宝塚記念"では、グラスワンダースペシャルウィークをマークする形でしたが、今度はその逆の体制になりました。

3コーナーを過ぎた辺りから、グラスワンダーがポジションを上げていくと、それに連れてスペシャルウィークも上がっていきました。

最後の直線、ツルマルツヨシが抜け出して先頭、その後ろからテイエムオペラオーが迫ってきたところ、大外からグラスワンダースペシャルウィークが物凄い勢いで突っ込んで来てゴールの瞬間は、先に外から抜けたグラスワンダーをさらに外からスペシャルウィークが捉えた感じでのゴールでした。

ゴール後、装鞍所へ引き返してくるグラスワンダーの上で首を傾げる的場均、一方スペシャルウィーク騎乗の武豊は勝利を確信、まだ写真判定が続く中、ウイニングランを行います。

しかし、長い写真判定の末、勝ったのはグラスワンダーでした。

90年代最後のビッグレースを締めくくる戦いは、最強世代の2頭のシビレるマッチレースで競馬ファンを熱狂させる戦いでした。

~今回は、平成最後の有馬記念。どんなドラマが生まれるか楽しみです~

 

以上、ルドルフでした。

お読みいただき、ありがとうございます。

次回もよろしくお願いします。