ルドルフの競馬予想と馬名鑑

競馬好きが増えてほしい、UMAJOが増えてほしい、若いカップルのデートに競馬場を選んでほしいとの思いから、競馬好き歴20年の私こと"しょんぼりルドルフ"が、20年で培った知識で毎週WIN5対象レースを独自に予想し、その対象のレースから1レースをピックアップし、記憶に残る名馬を紹介します。

ルドルフのWIN5対象レース予想(3/17分)

■3/17 WIN5対象5レースの予想

こんにちは、ルドルフです。

今週もまた1週間経ってしまいました...。今回はなんとか先週の予想の結果とレース回顧も書こうと思いましたが、今週も予想だけになります。すみません...。

明日(3/17)のWIN5対象レースは、"但馬S"、"千葉S"、"小牧特別"、"阪神大賞典"、"スプリングS"の5レースです。

阪神10R 但馬ステークス

 芝2000m 4歳以上1600万円以下(混合)

◎2枠2番 フランツ

○5枠6番 モーヴサファイヤ

▲5枠7番 マイネルファンロン

解説:フランツは、強い4歳世代。久々だった前走が強い勝ち方だった。今回はこのクラスでの昇級初戦となるが、実力はこのクラス以上のものがあると思う。勝ち負け必至。モーヴサファイヤは、前走がこのクラスでの昇級初戦だったが、勝ち馬から差のない2着と善戦した。ここまで5戦続けて連対と好調を維持しており、今回も勝ち負け必至。マイネルファンロンも強い4歳世代。もうこのクラスで4回も走っているが、大崩れすることなく常に上位争いをしている。そろそろ勝ってもおかしくない。

②中山10R 千葉ステークス

 ダート1200m 4歳以上オープン

◎4枠7番 ベストマッチョ

○2枠4番 クイーンズテソーロ

解説:ベストマッチョは、去年はこのクラスで上位争いしていた馬。去年の夏頃から調子を落としているが、前走復活の兆しを見せた。前走時の調子を維持していれば、勝ち負けできる。クイーンズテソーロは、500万下クラスから3連勝で一気にこのクラスまで上ってきた。近走の走破タイムもメンバー中トップで、今回も上位争い必至。

③中京11R 小牧特別

 芝2000m 4歳以上1000万円以下(混合)

◎8枠12番 アロハリリー

○6枠8番 サーレンブラント

▲1枠1番 ウインガナドル

解説:アロハリリーは、ディープインパクトと近親の超良血馬。デビューから3着以内を外したことがなく、中京コースも3回走っている。前走は除外となりこのクラスでのレースは初となるが、今回も勝ち負け必至。サーレンブラントは、最近は不甲斐ないレースが続いているが、元々上のクラスで戦っていた馬。最後に鋭い脚を使えるし、左回りのコースも得意。調子が戻っていれば、上位争いできる。ウインガナドルは、一昨年は重賞でも上位争いしていた馬。今回は、前走からも1年以上のブランクはあるが、このクラスなら勝つ見込みは十分ある。

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阪神11R 阪神大賞典〔GⅡ〕

 芝3000m 4歳以上オープン

◎8枠10番 シャケトラ

○2枠2番 リッジマン

解説:シャケトラは、GⅠでも上位争いできる実力馬。1年ぶりの復帰戦となった前走もとても強い勝ち方だった。メンバーはその時よりも力が落ちるし、今回は確勝級。リッジマンは、長距離を得意とする馬。今回のメンバーで上位人気に押されている馬達にも勝っているし、相手はシャケトラだけか。こちらも勝ち負け必至。

⑤中山11R スプリングステークス〔GⅡ〕

 芝1800m 3歳オープン

◎5枠10番 ディキシーナイト

○3枠6番 コスモカレンドゥラ

解説:ディキシーナイトは、2歳時に1800mを1分46秒台で走ったことがあり、実力は相当。前走で負かした相手は、桜花賞トライアルのアネモネSを見事優勝。中山コースも3着を外したことがなく、今回も上位争い必至。コスモカレンドゥラは、前走GⅠレースを4着に粘り、実力を示した。血統からもレース内容からもあまり目立たないが、GⅠレースでも上位争いできるのは実力がある証拠。今回も上位争いできる。

■ルドルフのワンコイン予想

このコーナーでは、ルドルフがワンコイン(500円)分馬券を購入して馬券的中を目指します。

買い方としては、せっかくWIN5対象レースを全部予想しているので、100円はWIN5を1口購入します。残りの400円は、上記5レースの中からルドルフが一番自信のあるレースの馬券を購入します。

今回の買い目は...

 WIN5⇒ ②-⑦-⑫-⑩-⑩

 イチオシ⇒ 中山11R ワイド ⑥-⑩

■ルドルフの馬名鑑#30~稀代の暴れん坊~

このコーナーでは、先ほど予想したレースから1つを選び、そのレースでルドルフが思い出に残っている1頭をご紹介します。

今回は、阪神大賞典〔GⅡ〕から2012年の2着馬オルフェーヴルを紹介します。

 2008年5月14日生まれ 牡 栗毛

ステイゴールド 母オリエンタルアート 母父メジロマックイーン

戦績:21戦12勝[12-6-1-2]

主な重賞勝ち鞍:スプリングS〔GⅡ〕(2011)、皐月賞〔GⅠ〕(2011)、日本ダービー〔GⅠ〕(2011)、神戸新聞杯〔GⅡ〕(2011)、菊花賞〔GⅠ〕(2011)、有馬記念〔GⅠ〕(2011)、宝塚記念〔GⅠ〕(2012)、フォア賞〔仏GⅡ〕(2012)、大阪杯〔GⅡ〕(2013)、フォア賞〔GⅡ〕(2013)、有馬記念〔GⅠ〕(2013)

オルフェーヴルは、2010~2013年まで活躍した馬です。

全兄に"朝日杯FS〔GⅠ〕(2006)"、"宝塚記念〔GⅠ〕(2009)"、"有馬記念〔GⅠ〕(2009)"を勝ったドリームジャーニーがいる超良血馬です。

オルフェーヴルは、2010年10月に新潟競馬場芝1600m戦でデビューし優勝します。

しかし、その後は"芙蓉S〔OP〕"2着、"京王杯2歳S〔GⅡ〕"10着と勝てず、年が明けてからも"シンザン記念〔GⅢ〕"3着、"きさらぎ賞〔GⅢ〕"2着と善戦しながらも勝ち切れないレースが続きました。

これは、オルフェーヴルの激しい気性が影響したのだと言われています。

しかし、次走の皐月賞トライアル"スプリングS〔GⅡ〕"での勝利を皮切りに、クラシック3冠を達成、さらにはその年の"有馬記念〔GⅠ〕"まで勝利します。

そして、年が明けて古馬となって最初のレースに"阪神大賞典〔GⅡ〕"を選びます。

単勝1.1倍の圧倒的1番人気。12頭立ての大外12番枠からスタートします。

まずまずのスタートから、前から4、5頭目の中団に位置します。そして1週目の直線、遅い流れに我慢できなくなったナムラクレセントが7番手辺りから一気に先頭に立ちます。

ナムラクレセントが先頭で2周目に入ると、今度はオルフェーヴルも我慢できなくなり、徐々に加速してついにはナムラクレセントも交わして先頭に立ちます。

そして3コーナー、誰もが予想もしなかったことが起こります。

スピードが上がり過ぎたオルフェーヴルは、コーナーを曲がりきれずどんどん外に走って行ってしまいます。

危険を察した鞍上の池添騎手は、手綱を強く引きオルフェーヴルを止めます。

騎手の指示で失速して一度は止まりかけたオルフェーヴル、しかしそこからまたしてもとんでもないことをしでかします。

自分を追い抜いて行く馬群を見るや否や、もう一度走りだし、後方2番手から前の馬たちをどんどん追い抜いて行きます。

そして、内でロスなくレースをしていたギュスターヴクライと一騎打ち。最後は2着に敗れますが、誰もが"オルフェーヴル強えぇ!"と驚嘆するレースでした。

その後オルフェーヴルは、凱旋門賞〔仏GⅠ〕で2度も2着となるなど、世界にもその強さを知らしめ、2013年の"有馬記念〔GⅠ〕"を8馬身差の圧勝で締めくくり現役を退きます。

現在は、種牡馬となり、初年度産駒から重賞馬を送り出す活躍を見せています。

~数々の名勝負や名シーンがあり、スーパーGⅡとも言われる阪神大賞典。今年もどんなドラマが生まれるか楽しみです。~

 

以上、ルドルフでした。

お読みいただき、ありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。